震災がれきを自分の目で確かめに行きました。

広島市から乗用車で東北の被災地を見てきました。

仙台港でのがれき処理は雨天の中、黙々と作業をされていました。

なおここでの線量計は異常値はありませんでした。

心配していた匂いも言われているほど強くはなかったように思います。

しかし、雨が降っていいたので、日が照って乾燥し始めた時の状態はわかりません。

選別方法は主に重機を使用した粗選別が主体で、手選別による細かい分別まではとても手が回らない状態です。

 

 

ある業者さんのスクラップヤードです。山のようなスクラップですが、次次と大型車で搬入されていました。

トラック計量機の形状をみると、どうやら線量計が設置されているようです。

 

 

東日本大震災から一年、石巻市の被災状況の一部です。

私の尊敬する経営者の方に是非自分の目で見てきたらと勧められた被災地。

自然と涙が出てくるもんですね。

 

 

福島第一原発近くの川内村は一部警戒区域が設けられていました。

原発に近づくにつれ線量計がけたたましく鳴り響いて、私は放射能の恐怖を初めて実感しました。

 

その横で、屋根瓦を葺き替えたり表土を削るなど懸命に除染作業をしておられましたが、健康被害はないのでしょうか。

心配です。

 

福島のがれき処理は他の被災地のそれとは比べ物にならない困難に直面しているようです。

 

最後に震災がれきの問題は一朝一夕に解決は難しく、広域処理の是非もあります。

しかし私たちの産業廃棄物処理業者仲間たちも微力ではありますが何かしらお手伝いすることはないか真剣に考えています。